▼20200906 第4回〈ケア〉を考える会(京都・岡山)合同オンライン会 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読む

▼第128回〈ケア〉を考える会 20200322 小西真理子さん『共依存の倫理』第6章後半   ⇒ 延期

▼第127回〈ケア〉を考える会 20200119 小西真理子さん『共依存の倫理』第6章前半

▼第126回〈ケア〉を考える会 20191110 日高悠登さん「死の哲学を考える」

▼第125回〈ケア〉を考える会 20190908 小西真理子さん『共依存の倫理』第4章

▼第124回〈ケア〉を考える会  20190519 「共依存」の事例から考える

▼第123回〈ケア〉を考える会  20190324 「共依存」の事例から考える

▼講演会・ワークショップ 20190316 ケアの倫理:「かんたき」の可能性

▼第123回〈ケア〉を考える会 20190324 「共依存」の事例から考える

▼第122回〈ケア〉を考える会  20190127 小西真理子さん 『共依存の倫理』と対話する

■〈ケア〉を考える会(第121回) 20181202 上條美代子さん 『夜廻り猫』で考える〈ケア〉

■〈ケア〉を考える会(第120回) 20181014 小西真理子さん 「ケア」から/を問い直す:エヴァ・キテイ『愛の労働』を起点として

■〈ケア〉を考える会(第119回)20180722 浜渦辰二さんのお話を聞く

■〈ケア〉を考える会(第118回)20180603『君の膵臓を食べたい』を読んで

「〈ケア〉を考える会」とは

日々の仕事や生活に追われて、ただ過ぎていくだけの毎日……。
学びたい。
もっと輝きたい。
内から自分を変えてみたい。
そんな思いから、この会は生まれました。

この会は、〈ケア〉現場で働く人や、〈ケア〉について考える人の学習の場です。
私たちは、〈ケア〉をさまざまな視点から掘り下げていきます。
そして、その学習をとおして「ケアの哲学」とでもいうようなものを追求します。
〈ケア〉に携わる者として、その根本的な“支え”となるものを求めています。

 

                          〈ケア〉を考える会

                                代表 林 道也

 

読む、話す、聴く、食べる、飲む……

 

〈ケア〉って何だろう。
「〈ケア〉の哲学」というようなものがあるのだろうか。

 

そんなことを思いながら、いろいろな本を読みあいます。
読んだことが、すぐに〈ケア〉の現場で生かされるというようなことはほとんどありません。 しかし、そこで学んだことが、あとから、じわじわと、ボディーブローのように効いてくるのです。
といっても、読書会の後の食事会・飲み会が楽しくて、この会は今まで続いてきたようなところがありますが。

 

本を読むこと。
話すこと。
聴くこと。
語り合うこと。
食べること。
飲むこと。
学ぶこと。
これらはひとつのことなのです。
そのなかで、「自分」が作られてきたようにも思います。

 

長田弘さんは『幸いなるかな本を読む人』のなかで
「わたしが本について、ではなく、わたしが本によって語られているという、どこまでも透きとおってゆくような感覚」
と述べています。
〈ケア〉と同様に、「わたし」と「本」の関係も「双方向」です。

 

「「私」とは、生活の歴史のなかで積み上げてきた他者との共同的な関係の、その場その場の集大成である」
浜田寿美男さんのことばです。

 

「他者」(本も含む)との「関係」が、「わたし(私)」を豊かにします。

 

 

鷲田清一さんの言葉から

 「ケアの問題のいちばんの核心にあるのは、ひとにおいてはだれかの傍らにいるというただそれだけのことで、力を与え合うという関係が両者のあいだに発生することになるのはなぜか、という問いだ……」
  (『死なないでいる理由』135頁)

例会 会場地図

   京都市山科区安朱中溝町3−2 (山添 宅)