シンポジウム・高齢社会における            施設での看取りを考える

■日時・会場
日時:2011年1月15日(土)午後1~5時
会場:大阪大学中之島センター 10階ホール (定員196名)
 大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ( http://www.onc.osaka-u.ac.jp/
 
■シンポジスト
(1)小谷雅敏(京都市・特別養護老人ホーム 紫野・生活相談員)
「施設看取りの実践と職員の想い」
(2)村田麻起子(京都市・高齢者福祉総合施設 はなぞの・施設長)
「高齢者施設における看取りケアを支えるチームのマネジメント」
(3)宮野孝子(神戸市・特別養護老人ホーム ふたば・施設長)
「もうひとつの家(高齢者施設)でもうひとつの家族に看取られて」
司会:浜渦辰二(大阪大学大学院文学研究科臨床哲学教授)
 
■シンポジウムの趣旨
わが国ではいま、終末期医療と看取りのかたちが変わりつつあります。戦後の1953年には自宅死と病院死の比率は88%対12%だったのですが、1976年を境に逆転し、50年後の2003年にはその比率は13%対87%となりました。自宅でのターミナルケアや慢性疾患の療養等への対応を支えるため新設された在宅療養支援診療所制度が2006年からスタートし、訪問看護ステーションのサービスも広がってきています。他方、同じ2006年に創設された特別養護老人ホームにおける「看取り介護加算」が、2009年4月の介護報酬改定では、グループホームにまで認められるようになりました。在宅での看取りが復活しつつあるとともに、施設での看取りが増えてきました。今回は、施設での看取りに焦点を当てて、それぞれの施設での変化や現状、そのなかで考えておられることなどについてお話を聞き、問題をともに共有しながら考えたいと思います。
 
■参加費:無料
■お問い合わせ・参加申し込み……参加予約が必要です
はがき又はメールでお申し込みください
氏名、TEL、FAX、メールアドレスを明記願います
定員になり次第締め切ります
〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5
大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室
「ケアの臨床哲学」研究会(浜渦辰二)宛
E-mail :cpshama@let.osaka-u.ac.jp
 
■主催「ケアの臨床哲学」研究会(代表:浜渦辰二)
    http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/clph-care/clph-care.htm
 共催「患者のウェル・リビングを考える会」(代表:藤本啓子)
    http://www.geocities.jp/well_living_cafe/
   「〈ケア〉を考える会」(代表:林道也)
    http://care-kyoto.jimdo.com/