20100424
20100424

シンポジウム
「高齢社会におけるホスピスを考える」

 

■日時:2010年8月29日(日)午後1~5時
■会場:大阪大学中之島センター7階セミナー室1
 大阪市北区中之島4-3-53  

 TEL    06-6444-2100                        
 ( http://www.onc.osaka-u.ac.jp/

 

■シンポジスト:
佐藤伸彦(砺波市「ものがたり診療所」)
「ナラティブホーム~家庭のような病院を」
兼行栄子(ホームホスピス「愛逢の家」)
「ホームホスピス~自分らしく暮らせる第二の家」
松本京子(神戸なごみの家)
「共に支え合うグループハウス~心なごむ第二の我が家」
■司会:浜渦辰二(大阪大学大学院文学研究科臨床哲学教授)

     

■シンポジウムの趣旨

わが国ではいま、終末期医療と看取りのかたちが変わりつつあります。戦後の1953年には自宅死と病院死の比率は88%対12%だったのですが、1976年を境に逆転し、50年後の2003年にはその比率は13%対87%となりました。『病院で死ぬということ』(1990年刊)で、今の病院は人間らしく死んでいくのにふさわしい場所ではないということを訴えた山崎章郎さんは、その場所をホスピスに求めたことを『続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに』(1993年刊)で書いています。1990年には厚生省が緩和ケア病棟入院料を制定したことで、ホスピス・緩和ケア病棟が年を追って増え、2008年1月現在全国で177の施設ホスピスがあります。また、在宅ホスピスの重要性も言われるようになり、自宅でのターミナルケアや慢性疾患の療養等への対応を支えるため新設された在宅療養支援診療所制度が2006年からスタートし、訪問看護ステーションのサービスも広がってきています。そんななかで病院でもない自宅でもない多様なホスピスが生れています。それぞれの現状や変化、そのなかで考えておられることなどについてお話を聞き、問題をともに共有しながら考えたいと思います。

   

■参加費:無料

  

■お問い合わせ・参加申し込み……参加予約が必要です
はがき又はメールでお申し込みください
氏名、TEL、FAX、メールアドレスを明記願います
定員になり次第締め切ります
〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5
大阪大学大学院文学研究科 臨床哲学研究室
「ケアの臨床哲学」研究会(浜渦辰二) 宛
E-mail :cpshama@let.osaka-u.ac.jp

   

■主催「ケアの臨床哲学」研究会(代表:浜渦辰二)
   http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/hamauzu.html
 共催「患者のウェル・リビングを考える会」(代表:藤本啓子)
   http://www.geocities.jp/well_living_cafe/
   「〈ケア〉を考える会」(代表:林道也)
   http://care-kyoto.jimdo.com/